住友重機械建機クレーン株式会社
News

「クレーン起立外観検査システム 『C-SAI®』 のデモンストレーション&体験会」を開催しました

住友重機械建機クレーン株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:石田和久)は、2024年1月15日~20日を中心に、東京サービス工場において 「クレーン起立外観検査 『C-SAI®』 のデモンストレーション&体験会」 を開催しました。

本体験会は、クレーンを安全に稼働させるために必要な点検作業の新たな手法として、ドローンの自動飛行による点検の普及を目的として開催したものです。
期間中には、クレーン事業者・ゼネコン・レンタル会社をはじめ、業界団体・検査機関・関係省庁・ドローン業界から、120名を超える多くの方々にご来場いただきました。

デモンストレーションでは、作業姿勢の200tつりクローラクレーン SCX2000-2(タワー仕様機)の周囲を約2mの距離を維持しながら自動飛行するドローンの姿と、自動撮影した高精細画像をモニターでご覧いただきました。

続く体験会では、誰でも正しく簡単にその場で自動飛行ルートを生成するアプリケーションの操作と、生成後ただちにドローンが自動飛行し撮影できることを体験していただきました。

体験会終了後の診断ツールの説明では、自動撮影した画像の高精細度に 「目視同等のクオリティ」 「安全機能やセキュリティ上の画像処理も充実」 などの高い評価に加え、 「AIによる画像判定」 や 「販売方法」 についてのアドバイス、そして 「タワークレーンなど他機種への展開」 などのご要望を頂き、現場でのアタッチメント点検の課題解決に向けたメーカーとしての本提案に対し、多くのご賛同と今後の普及への期待、応援のメッセージが寄せられました。

少子高齢化が進み、人手不足と労働環境の制約を迎える中、省人・省力化は緊急性の高い課題となっています。当社では、計画・施工分野で進むデジタル・自動・遠隔化に加えて、安全で正確な作業を担保する保守・点検の分野においても、その課題解決策として 『C-SAI®』 の普及に注力してまいります。

クレーン起立外観検査『C-SAI®』の開発コンセプト・主な特長など、詳しくは以下のサイト並びに詳細資料をご覧ください。

クレーン起立外観検査 C-SAI®

C-SAI_デモ・体験会_1

C-SAIデモ体験会③

C-SAIデモ体験会④

C-SAIデモ体験会⑤